2004年1月29日木曜日

ブログの効用

g8wqc1eo.JPGインターネット業界に従事し、日頃インターネットからの情報を中心に生きているわけだけど、それだけじゃない可能性というのを感じている。
もちろん、仕事としてクライアントに企画を提案する立場にあるのだから、常に技術的な面や広告媒体としてのインターフェース的な面の有効活用は考えている。
でもそれはそれとして、仕事を土返しした領域での可能性。簡単に言えば、「コミュニケーション」の底知れない可能性を。

そもそも自分がインターネットに興味を抱いたのは、NHKで内戦下のユーゴスラヴィアに関する特集を観たのがきっかけだった。つい昨日までは普通に接していた隣人と殺し合うという状況、それを女子高生がインターネットに日記という形で綴った。それに対して、全世界から反響が届いたという事が紹介されていた。それを観た瞬間、インターネットの底知れない可能性を感じてしまったのだ。
世界が繋がっている。誰もが発信者になれる。地球の裏側にいても、ほぼリアルタイムに意志を通じ合う事さえ出来てしまう。理想主義的かもしれないが、そう感じた。

それでもって、ふと現在の状況を見てみればいつの間にかブログが広まり始めて、誰もが発信者になるという事が、簡単に出来てしまう状況にある。しかも、トラックバックという全く新しい概念が組み込まれた事によって、増々面白くなってきた!

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