久々にジャズの息吹を感じた。
なんだろう、この興奮。
この時代、音楽は益々ライブに重きが置かれるようになっていく。
実はオーソドックスな演奏なのかもしれないが、それがいい。
2010年12月18日土曜日
2010年6月20日日曜日
Music is my soul.
The Rolling Stones - Exile on Main Street
今さら何の説明もいらないアルバム。
リマスター盤に未発表音源を追加した2枚組。
このアルバムは数えきれないほど聴いてきたけど、
なんでこんなに良いのだろう?
ドライブにも必携。

The John Butler Trio - April Uprising
グルーブ感が気持ちのいいスリーピースロックバンドの新作。
これはなかなかいい!
昔、Spin Doctorsというロックバンドがあって、そのメロディとグルーブが好きだったが、
それを思い起こさせてくれる。久々にSpin Doctorsも聴きたくなった。
グルーブの感じられる楽曲もいいが、Fool For Youというバラードも耳に付いて離れない。

Rufus Wainwright - All Days Are Nights: Songs for Lulu
彼の伸びやかな艶のある声はいつ聴いてもいい。
今回はピアノの弾き語りだけど、決して単調にはならず
アルバム全編通すと、演劇/映画などを観たような気分になれる。
大切な才能だ。

Jakob Dylan - Women & Country
蛙の子は蛙というが、彼もソロではフォークロック的なアプローチに。
そして前作もなかなかの佳作だと思ったが、T Bone Burnett をプロデューサーとして
迎えた本作は前作よりもさらに進歩している。
彼のぶっきらぼうな歌い方も親父さんとは違ったアプローチで、味が出てきた。

Keith Jarrett / Charlie Haden - Jasmine
キースとチャーリーという自分にとっては奇跡的な組み合わせ。
音は予想通り美しく静謐。
癒しというありきたりな言葉では表現しきれない、成熟した音楽がここにある。

Jack Johnson - To The Sea
この人の音楽は変わらない。変わらない良さがある。
シンプルだけど飽きない。これからの暑い季節にはぴったりだ。

Radiohead - In Rainbows 2
In Rainbowsのディスク2。
トムの声が楽曲に合っている。旋律が美しい。

Paul Weller - Wake Up the Nation
相変わらずどん欲なアニキ。かっこいい。
だけど、通して聴くと若干疲れるかな。
今さら何の説明もいらないアルバム。
リマスター盤に未発表音源を追加した2枚組。
このアルバムは数えきれないほど聴いてきたけど、
なんでこんなに良いのだろう?
ドライブにも必携。
The John Butler Trio - April Uprising
グルーブ感が気持ちのいいスリーピースロックバンドの新作。
これはなかなかいい!
昔、Spin Doctorsというロックバンドがあって、そのメロディとグルーブが好きだったが、
それを思い起こさせてくれる。久々にSpin Doctorsも聴きたくなった。
グルーブの感じられる楽曲もいいが、Fool For Youというバラードも耳に付いて離れない。
Rufus Wainwright - All Days Are Nights: Songs for Lulu
彼の伸びやかな艶のある声はいつ聴いてもいい。
今回はピアノの弾き語りだけど、決して単調にはならず
アルバム全編通すと、演劇/映画などを観たような気分になれる。
大切な才能だ。
Jakob Dylan - Women & Country
蛙の子は蛙というが、彼もソロではフォークロック的なアプローチに。
そして前作もなかなかの佳作だと思ったが、T Bone Burnett をプロデューサーとして
迎えた本作は前作よりもさらに進歩している。
彼のぶっきらぼうな歌い方も親父さんとは違ったアプローチで、味が出てきた。
Keith Jarrett / Charlie Haden - Jasmine
キースとチャーリーという自分にとっては奇跡的な組み合わせ。
音は予想通り美しく静謐。
癒しというありきたりな言葉では表現しきれない、成熟した音楽がここにある。
Jack Johnson - To The Sea
この人の音楽は変わらない。変わらない良さがある。
シンプルだけど飽きない。これからの暑い季節にはぴったりだ。
Radiohead - In Rainbows 2
In Rainbowsのディスク2。
トムの声が楽曲に合っている。旋律が美しい。
Paul Weller - Wake Up the Nation
相変わらずどん欲なアニキ。かっこいい。
だけど、通して聴くと若干疲れるかな。
2010年6月19日土曜日
2010年4月3日土曜日
Brad Mehldau Highway Rider
ブラッド・メルドーが素晴らしい音楽を創り出してくれた!
このところ傾倒していたオーケストレーションが見事に昇華したアルバムだ。
オーケストラによる力強くかつ美しいメロディーが随所に散りばめられ、
それを拾うようにメルドートリオが躍動する。そしてもちろんメルドーのソロも冴え渡り、
全体を指揮しながらインプロヴィゼーションに導いていく。
ジョシュア・レッドマンも非常に良いパフォーマンスで音楽の展開に意外なエッセンスを加えてくれている。
2枚組みのアルバム全編を通して聴くと、まるで映画を観終わったかのような感覚だ。
ジャズアルバムを聴いてこんなに興奮したのは初めてだと思う。
長調と短調が折り重なるメルドーの旋律は、このアルバムで遂に完成形に近づいたような気がする。
もはやキース・ジャレットと比較することもない。
ブラッド・メルドーという音楽がこのアルバムで形作られたのだ。
2010年3月22日月曜日
FAKE BOOK 大橋トリオ
アルバムタイトルはFAKEだが、彼はホンモノだ。
まさかマイケル・ジャクソンの“HUMAN NATURE”をカヴァーするとは思わなかったし、
僕の大好きなトム・ウエイツの“Grapefruit Moon”をやってくれるとも思わなかった。
洋楽に慣れしたんだ耳にも自然と馴染む英語の発音と楽曲のアレンジは、これまでにないアーティストと感じる。
音の表面をなぞれば70年代のシンガーソングライターに近い存在かもしれないが、
きちんと耳を傾けるとさすがにモダンなセンスが散りばめられている。
選曲にも同世代としてのセンスを感じる。世代が違うと話しは異なってくるのかもしれないが。
勤めている会社に彼のお兄さんがいて、たまに仕事で関わることがあるのだけど、
メジャーデビューのタイミングで彼のプロモ盤をいただき、それで彼の音楽を知った。
日本語で聴かせる楽曲のセンスの良さと、日本人の心に染み入る音色に感動した。
フルアルバムもクオリティが高いと感心していたのだが、こういった何度も耳にしている楽曲を
自分の音として消化していることに、さらに驚いた。
身近な存在ということでお世辞を言っているわけではなく。
まさかマイケル・ジャクソンの“HUMAN NATURE”をカヴァーするとは思わなかったし、
僕の大好きなトム・ウエイツの“Grapefruit Moon”をやってくれるとも思わなかった。
洋楽に慣れしたんだ耳にも自然と馴染む英語の発音と楽曲のアレンジは、これまでにないアーティストと感じる。
音の表面をなぞれば70年代のシンガーソングライターに近い存在かもしれないが、
きちんと耳を傾けるとさすがにモダンなセンスが散りばめられている。
選曲にも同世代としてのセンスを感じる。世代が違うと話しは異なってくるのかもしれないが。
勤めている会社に彼のお兄さんがいて、たまに仕事で関わることがあるのだけど、
メジャーデビューのタイミングで彼のプロモ盤をいただき、それで彼の音楽を知った。
日本語で聴かせる楽曲のセンスの良さと、日本人の心に染み入る音色に感動した。
フルアルバムもクオリティが高いと感心していたのだが、こういった何度も耳にしている楽曲を
自分の音として消化していることに、さらに驚いた。
身近な存在ということでお世辞を言っているわけではなく。
2010年2月3日水曜日
Corinne Bailey Rae The Sea
コリーヌ・ベイリー・レイのニューアルバムはとてもエモーショナルだ。
キュートだけどどこか達観したような声と70年代ロックのタフな部分を
抜き出したような演奏が意外にマッチして心地良い。
キュートだけどどこか達観したような声と70年代ロックのタフな部分を
抜き出したような演奏が意外にマッチして心地良い。
2010年1月31日日曜日
Beck × Charlotte Gainsbourg
ベックのやることはいちいちイカしてる。
こっちが予想しないことをやってくれるのがニクイ。
シャルロットは自分の中では少女の頃のキュートなイメージのままだったけど、同世代のアラフォーになってるわけだね。
ベックもアラフォー。
同世代の人たち、みんな頑張ってるな。
こっちが予想しないことをやってくれるのがニクイ。
シャルロットは自分の中では少女の頃のキュートなイメージのままだったけど、同世代のアラフォーになってるわけだね。
ベックもアラフォー。
同世代の人たち、みんな頑張ってるな。
2010年1月30日土曜日
Brad Mehldau 始動!
久々のブラッド・メルドー。
しばらくトリオでのスタンダード演奏が続いてたから、
新しい音へのチャレンジは聴く側にとっても良いタイミングだ。
どんな音楽を作ってくれるか楽しみ。
しばらくトリオでのスタンダード演奏が続いてたから、
新しい音へのチャレンジは聴く側にとっても良いタイミングだ。
どんな音楽を作ってくれるか楽しみ。
2009年9月27日日曜日
アン・サリー 赤ちゃんと歌う
まだ残暑の残る土曜の午後、高級住宅が近くに並ぶ目黒区の施設に
アン・サリーのライブを聴きに行った。
場所柄、ホール前の公園には子供連れの若い家族が楽しそうに寛いでいて、
リラックスした雰囲気に包まれていた。
アン・サリーの歌を生で聴くのはこれで3回目。
毎回感じるのだが、彼女の歌声は生で聴く方が素晴らしい。
優しく包んでくれるような響きと、力強さが同居している。
最初の曲「三時の子守唄」で彼女の声を聴いた途端、思わず目頭が熱くなった。
それは、素晴らしい芸術に触れた感動と、その他諸々あるのだが、
彼女の表現力は益々素晴らしいものになっている。
医者でありながら、プロとして音楽活動を続けるスタンスも変わっているのだが、
これだけの表現力を持って様々なジャンルの楽曲にトライするスタンスは、
独特のキャラクターを確立している。
さて、今回のライブは未就学児童も入場可能ということで、
会場には赤ちゃんの合唱が響き渡り、新しい体験となった。
池上本門寺でのライブは夏の夜の空気と虫の声という、自然に包まれたものだったけど、
彼女の声(特にしっとりとした曲)に呼応するかのような赤ちゃん達の泣き声は、
大げさに言えば、人間の情感や生命力といったものを現しているようで、
個人的にエポックメイキングな体験となった。
2009年8月2日日曜日
音楽を感じる心はおまんのこころぜよ 2
今回はピアノシリーズ。
Sviatoslav Richter - Bach: The Well-Tempered Clavier
完璧な演奏。
これも一つの完成形だろう。
一度聴き始めると途中で止められない、悪魔的な魅力がある。

Ketil Bjørnstad - Bach: The Light
この人の演奏には癒しがある。
そして深遠な響きも。
Bach Variationsが好きだけど、このアルバムも長く聴いていける。

Ketil Bjørnstad - Epigraphs
ピアノとチェロの静謐な世界。
夜、このアルバムを聴いていると何故か昔を想いだす。
叙情的な演奏の中にどこか醒めたようなクールな響も。

Sviatoslav Richter - Bach: The Well-Tempered Clavier
完璧な演奏。
これも一つの完成形だろう。
一度聴き始めると途中で止められない、悪魔的な魅力がある。

Ketil Bjørnstad - Bach: The Light
この人の演奏には癒しがある。
そして深遠な響きも。
Bach Variationsが好きだけど、このアルバムも長く聴いていける。

Ketil Bjørnstad - Epigraphs
ピアノとチェロの静謐な世界。
夜、このアルバムを聴いていると何故か昔を想いだす。
叙情的な演奏の中にどこか醒めたようなクールな響も。

2009年7月27日月曜日
音楽を感じる心はおまんの心ぜよ
振り返ればこの1年いろいろとあって、常に音楽には触れていたけど
それぞれのアルバムをじっくり聴いてこなかったような気がする。
ということで、1年前に買ったアルバムから聴き直してみる。
Joan as Police Woman - To Survive
いかにもNYのアーティストだが、こういう音は好きだ。
やはりどこか、Jeff Buckleyの影を感じるのは気のせいだろうか。

Jakob Dylan - Seeing Things
Wallflowersは良いバンドだと思ったが、このソロ作品はかなり良い。
親父とは全く違うテイストだけど、こういった素朴な作品で実力を発揮するあたり、
やはり血は争えない。

Paul Weller - 22 Dreams
2枚組みということでボリュームたっぷり。
しかし、ちょっと食傷気味な感は否めない。
かなり期待しただけに残念。頑張り過ぎたのかな。
良い曲はあることはある。

元ちとせ - カッシーニ
既に貫禄さえ感じる。
プロデューサーが曲ごとに違うのだけど、そんなことを感じさせないぐらい
彼女の歌声は強い。感動的なアルバムだ。

Avishai Cohen Trio - Gently Disturbed
チック・コリアのオリジンに参加していたベーシストのトリオ。
この人のセンスは素晴らしい。
イスラエル出身というところに、この人の音楽の魅力が隠されているのだろう。
そんなことを知らなくともこのアルバムはとてもクールだ。

それぞれのアルバムをじっくり聴いてこなかったような気がする。
ということで、1年前に買ったアルバムから聴き直してみる。
Joan as Police Woman - To Survive
いかにもNYのアーティストだが、こういう音は好きだ。
やはりどこか、Jeff Buckleyの影を感じるのは気のせいだろうか。

Jakob Dylan - Seeing Things
Wallflowersは良いバンドだと思ったが、このソロ作品はかなり良い。
親父とは全く違うテイストだけど、こういった素朴な作品で実力を発揮するあたり、
やはり血は争えない。

Paul Weller - 22 Dreams
2枚組みということでボリュームたっぷり。
しかし、ちょっと食傷気味な感は否めない。
かなり期待しただけに残念。頑張り過ぎたのかな。
良い曲はあることはある。

元ちとせ - カッシーニ
既に貫禄さえ感じる。
プロデューサーが曲ごとに違うのだけど、そんなことを感じさせないぐらい
彼女の歌声は強い。感動的なアルバムだ。

Avishai Cohen Trio - Gently Disturbed
チック・コリアのオリジンに参加していたベーシストのトリオ。
この人のセンスは素晴らしい。
イスラエル出身というところに、この人の音楽の魅力が隠されているのだろう。
そんなことを知らなくともこのアルバムはとてもクールだ。

2009年2月27日金曜日
U2 No Line On The Horizon

U2がまたも変化=進化した。
Achtung Babyから20年。
僕が聴きたかったのはこの音だ。
このアルバムはこれまでの集大成でありながら、
新しい音を鳴らすという奇跡的な試みに成功している。
BONOの叫びを聴いたのはいつ以来だろう。
まるで80年代に戻ったかのようだ。
Achtung Baby以降、愛を歌うことが多くなったが、
このアルバムは全編を通して宗教的であり、
しかも政治的なメッセージも含んでいることから、
BONOの想いが強く込められているのだろう。
U2の飽くなき探求とBONOの真っ直ぐな魂に乾杯!
Let me in the sound !
<追記2009.3.11>
日本的な表現で言えば、このアルバムはまさにするめアルバムだ。
聴く度に新しい発見があったり、それとは逆に80年代のU2がよみがえったり。
歌詞についても、これまで以上にボノの魂が込められている。
2009年2月8日日曜日
2009年1月20日火曜日
Get On Your Boots
このサウンド、期待以上。
このキャリアにしてよくぞこの音を作ってくれた!
ベースのグルーブ感がグイグイ引っ張って、エッジのギターが冴え渡る。
そして、ドラムの生音とボノのボーカルがまさにロックの原始的衝動を体現する。
ファーストシングルがアルバムの一曲目じゃない時点で、
このアルバムがAcutung Babyに匹敵するだろうことを予感した。
2008年6月22日日曜日
Viva La Vida
Harcsa Veronika - You Don't Know It's You
彼女の声には不思議と惹かれる。
それは恐らく、成熟した響きと若さ故の青さ(悪い意味ではなく)が
絶妙にブレンドされているからだろう。
今回は全曲オリジナルということだが、そのセンスにも驚かされた。
今後が計り知れないアーティストだと思う。

Elvis Costello & The Imposters - Momofuku
初期の頃を彷彿させる音だ。
まさか今になってこんな音のアルバムを作ってくるとは思いも寄らず、
一曲目からグイグイ惹き込まれた。
コステロ自身、インスタントラーメンを作った安藤百福にかけて、
「やることと言ったら、お湯をかけることくらいだった」
と言っているようだが、ライブ感のあるアルバムだ。

G.Love & Special Sauce - Superhero Brother
いつもどんな音が出てくるか分かっているし、
予想通りの音で満足できる、そんなアーティストだ。
今回も基本は変わらないけど、いつもより音楽のミックス度が高い。

Glenn Gould - Brahms 10 Intermezzi For Piano
今までこのアルバムを聴いてこなかったことを後悔した。
でも、このアルバムに出会えたことに感謝する。
一度聴いただけで、グールドの作品の中で一番好きになった。
ブラームス晩年の感性とグールドの若い感性が奇跡的に融合された名作だと思う。

Coldplay - Viva la Vida
本作ではブライアン・イーノをプロデューサーに迎えて、益々U2色が出ている。
といって、U2の焼き直しというつもりはなく、彼らのスタンスに合った手法が
U2のそれと似ているだけだ。
これまで、どれだけの似非U2が出てきてがっかりさせられたことか。
しかし彼らは根本的に違う。U2の真似をしようとしているわけではなく、
音楽のエッセンスが似ているだけなのだ。
しかも、一回り以上世代が異なることが良い作用をもたらしていて、
もはや新しい音楽を期待する上では、U2への期待度を超えている。
クリスはこれまでの大きな要素だったピアノの音をできるだけ抑え、ギター主体にしたと
語っているが、僕はリズムに主体をおいたアルバムと感じた。
全編を通して生命の躍動が伝わってくる。

彼女の声には不思議と惹かれる。
それは恐らく、成熟した響きと若さ故の青さ(悪い意味ではなく)が
絶妙にブレンドされているからだろう。
今回は全曲オリジナルということだが、そのセンスにも驚かされた。
今後が計り知れないアーティストだと思う。

Elvis Costello & The Imposters - Momofuku
初期の頃を彷彿させる音だ。
まさか今になってこんな音のアルバムを作ってくるとは思いも寄らず、
一曲目からグイグイ惹き込まれた。
コステロ自身、インスタントラーメンを作った安藤百福にかけて、
「やることと言ったら、お湯をかけることくらいだった」
と言っているようだが、ライブ感のあるアルバムだ。

G.Love & Special Sauce - Superhero Brother
いつもどんな音が出てくるか分かっているし、
予想通りの音で満足できる、そんなアーティストだ。
今回も基本は変わらないけど、いつもより音楽のミックス度が高い。

Glenn Gould - Brahms 10 Intermezzi For Piano
今までこのアルバムを聴いてこなかったことを後悔した。
でも、このアルバムに出会えたことに感謝する。
一度聴いただけで、グールドの作品の中で一番好きになった。
ブラームス晩年の感性とグールドの若い感性が奇跡的に融合された名作だと思う。

Coldplay - Viva la Vida
本作ではブライアン・イーノをプロデューサーに迎えて、益々U2色が出ている。
といって、U2の焼き直しというつもりはなく、彼らのスタンスに合った手法が
U2のそれと似ているだけだ。
これまで、どれだけの似非U2が出てきてがっかりさせられたことか。
しかし彼らは根本的に違う。U2の真似をしようとしているわけではなく、
音楽のエッセンスが似ているだけなのだ。
しかも、一回り以上世代が異なることが良い作用をもたらしていて、
もはや新しい音楽を期待する上では、U2への期待度を超えている。
クリスはこれまでの大きな要素だったピアノの音をできるだけ抑え、ギター主体にしたと
語っているが、僕はリズムに主体をおいたアルバムと感じた。
全編を通して生命の躍動が伝わってくる。

2008年6月6日金曜日
Yael Naim & Asha at LAFORET SOUND MUSEUM

贅沢なライブだった。
原始の衝動をアコースティックな響きに乗せるAsha。
彼女はこれからどんどん伸びていく存在だと感じた。
様々な音楽の要素を取り込み、自分色に染めてしまうYael。
リズムを主体に意外な音楽性の幅広さを披露してくれた。
そんな二人のライブを一度に観られる機会はそうそうない。
コミュニケーションは英語だけど、歌詞や音楽には
それぞれのルーツが色濃く現れる。
ふと学生時代のライブハウスでの経験を思い起こし、
それは今の時代ならではのものだと思った。
音楽は感じるものだと、自らの音楽を通して訴えかけてくるようだった。
まわりの人たちはみな自然に笑みがこぼれていた。
久しぶりに幸せな気持ちで会場を後にできた。
2008年5月19日月曜日
Keith Jarrett Solo 2008 at Bunkamura Orchard Hall
キース・ジャレットのソロコンサートは初めてだったが、
終了後の満足感は、2回ほど聴いたブラッド・メルドーのソロコンサートを上回った。
簡単に言ってしまえば、成熟度に一日の長があるということだろうか。
出だし、今ひとつ乗り切れない演奏に、観客の緊張も高まり、
本人も少しいらだっていた様子が伺えた。
それでも約1時間ほどの第一部の演奏が終了する頃には、すっかり演奏に惹き込まれた。
あとはキースの音世界(もちろん、うめき声も含め)が繰り広げられ、
2時間半の演奏があっという間に感じられた。
所謂手くせはあるのだけど、未だインプロビゼーションにおいて、
あれだけの独創性を発揮できることに驚嘆してしまう。
しかも、ミスタッチはほとんどないのだから。
咳を拾ってなければ、ぜひCD化して欲しいコンサートだった。
終了後の満足感は、2回ほど聴いたブラッド・メルドーのソロコンサートを上回った。
簡単に言ってしまえば、成熟度に一日の長があるということだろうか。
出だし、今ひとつ乗り切れない演奏に、観客の緊張も高まり、
本人も少しいらだっていた様子が伺えた。
それでも約1時間ほどの第一部の演奏が終了する頃には、すっかり演奏に惹き込まれた。
あとはキースの音世界(もちろん、うめき声も含め)が繰り広げられ、
2時間半の演奏があっという間に感じられた。
所謂手くせはあるのだけど、未だインプロビゼーションにおいて、
あれだけの独創性を発揮できることに驚嘆してしまう。
しかも、ミスタッチはほとんどないのだから。
咳を拾ってなければ、ぜひCD化して欲しいコンサートだった。
2008年に入ってから買ったCD クラシック編
2008年に入ってから買ったCD ジャズ編
2008年に入ってから買ったCD 女性ボーカル編
Shryl Crow - Detours
いろいろあって、シンプルになった。
個人的には前作の方が好きかな。

ADELE - 19
こういったシンガーソングライターは、何故か女性ばかりが目立っている。
彼女も才能がほとばしっている。

Rosie Brown - Clocks And Clouds
音楽センスの幅広さを感じさせてくれる。
個人的にはポスト、ベス・オートンという位置づけ。

Alicia Keys - As I Am
直球勝負。
エリカ・バドゥも最初はこんな音だった。

Erykah Badu - Badu
未発表曲集。
かっこいい。声がいい。

Erykah Badu - New Amerykah, Pt. 1: 4th World War
音自体はかっこいいとは思うけど、エリカは本当にこれがやりたいのだろうか。
彼女の声が活かされない楽曲では意味がない。
もっと歌を大事にして欲しい。

Melody Gardot - Worrisome Heart
なんとなく声がノラ・ジョーンズに似ている。
曲にはっとさせる何かがある。
今後の成熟に期待。

Yael Naim - Yael Naim
AppleのCMでやられた。
しかし、一発屋で終わらない確固とした音楽センスを感じられる。

Asha - Asha
トレーシー・チャップマンを初めて聴いたときの感覚を思い出した。
ギターがいい。

いろいろあって、シンプルになった。
個人的には前作の方が好きかな。

ADELE - 19
こういったシンガーソングライターは、何故か女性ばかりが目立っている。
彼女も才能がほとばしっている。

Rosie Brown - Clocks And Clouds
音楽センスの幅広さを感じさせてくれる。
個人的にはポスト、ベス・オートンという位置づけ。

Alicia Keys - As I Am
直球勝負。
エリカ・バドゥも最初はこんな音だった。

Erykah Badu - Badu
未発表曲集。
かっこいい。声がいい。

Erykah Badu - New Amerykah, Pt. 1: 4th World War
音自体はかっこいいとは思うけど、エリカは本当にこれがやりたいのだろうか。
彼女の声が活かされない楽曲では意味がない。
もっと歌を大事にして欲しい。

Melody Gardot - Worrisome Heart
なんとなく声がノラ・ジョーンズに似ている。
曲にはっとさせる何かがある。
今後の成熟に期待。

Yael Naim - Yael Naim
AppleのCMでやられた。
しかし、一発屋で終わらない確固とした音楽センスを感じられる。

Asha - Asha
トレーシー・チャップマンを初めて聴いたときの感覚を思い出した。
ギターがいい。

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