2年前と同じ場所でブラッド・メルドーのソロ演奏を聴いた。
彼の演奏には、初めて触れたときから、いつもクリエイティヴィティを刺激されてきた。
今回もまたその盲目的なまでの集中力に圧倒されると同時に、
惜し気もなく発揮されるこの2年間に培った創造性が、僕の右脳を激しく揺らした。
心を掻き乱さないギリギリの線で、繊細なまでに鳴り響く右手のアルペジオ。
その絶え間ない動きとは対称的な左手が導き出すメロディ。
それはブラッド・メルドーの代名詞ともなりつつあるスタイルだ。
ビル・エヴァンズやキース・ジャレットなど過去の巨人と比較されようとも、
彼は既に過去のピアニストを超えて、現在この瞬間に鳴り響く
ピアニストととして最高の形を創り上げているのだと確信した。
次にどんな音楽を聴かせてくれるのか、非常に楽しみだ。
2005年2月24日木曜日
2005年2月9日水曜日
NEVERLAND
ネバーランド
普段から遊び心を意識して生きているつもりだった。
頭の堅いつまらぬ大人なんかになるものかと。
しかし、知らず知らずのうちに心は硬質化していたらしい。
この映画を観て気付かされた。
何ものにも捕われない自由な発想は、
意識しているだけでは風化してしまうもの。
創造力を生かしておくためには、心にネバーランドを持つべきだと
ピーター・パンの作者バリが語りかけてくるようだ。
子供たちの母親が、臨終の際にネバーランドに足を踏み入れていく様には、
思わず目頭が熱くなった。最後の時があれほどまでに穏やかなもので
あるなら、それが一番の幸せなのかもしれない。
少しでも硬質化した部分を砕きながら、自由に生きていきたい。
普段から遊び心を意識して生きているつもりだった。
頭の堅いつまらぬ大人なんかになるものかと。
しかし、知らず知らずのうちに心は硬質化していたらしい。
この映画を観て気付かされた。
何ものにも捕われない自由な発想は、
意識しているだけでは風化してしまうもの。
創造力を生かしておくためには、心にネバーランドを持つべきだと
ピーター・パンの作者バリが語りかけてくるようだ。
子供たちの母親が、臨終の際にネバーランドに足を踏み入れていく様には、
思わず目頭が熱くなった。最後の時があれほどまでに穏やかなもので
あるなら、それが一番の幸せなのかもしれない。
少しでも硬質化した部分を砕きながら、自由に生きていきたい。
登録:
投稿 (Atom)