2005年2月9日水曜日

NEVERLAND

ネバーランド

普段から遊び心を意識して生きているつもりだった。
頭の堅いつまらぬ大人なんかになるものかと。
しかし、知らず知らずのうちに心は硬質化していたらしい。
この映画を観て気付かされた。

何ものにも捕われない自由な発想は、
意識しているだけでは風化してしまうもの。
創造力を生かしておくためには、心にネバーランドを持つべきだと
ピーター・パンの作者バリが語りかけてくるようだ。

子供たちの母親が、臨終の際にネバーランドに足を踏み入れていく様には、
思わず目頭が熱くなった。最後の時があれほどまでに穏やかなもので
あるなら、それが一番の幸せなのかもしれない。

少しでも硬質化した部分を砕きながら、自由に生きていきたい。

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