2004年3月29日月曜日

温故知新 

J-WAVEの試聴イベントで、いち早くエアロスミスのニューアルバムを聴いてきた。

このところのエアロスミスはかなりポップになってしまい、はっきり言ってノーマークだったのだが、偶々聴く機会に恵まれて耳にした音は意外な音だった。

ブルースのカヴァーアルバムということもあるが、ブルージーかつ往年のロック魂を感じさせてくれる音だった。長年のキャリアを誇る彼等が今さら原点回帰ということもないだろうが、「温故知新」という言葉が似合う内容になっている。
一音目が鳴り響いた途端、それはブルースだとわかるのだが、次の瞬間には馴染みのエアロスミスの音になっている。そこには、「ネタも尽きてきたから、ちょっと古典でも齧ってみるか。」という安直な姿勢ではなく、今尚前に進み続けるバンドの姿勢が感じられた。具体的にどこにそれを感じるのか?と聞かれたら困るが、音を聴いてみればそれは自ずと分るだろう。

Honkin' on Bobo [Limited Edition]
maubdu5m.JPG


0 コメント:

コメントを投稿

 

© 2009Soulkitchen | by TNB