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初日に六本木ヒルズで観たけど、満席とまでいかず、客層は20代が大半。
9年の制作期間をかけて作られただけあって
映像は凄かった。細部についても一切妥協はない。たくさん登場する蒸気機関のマシンはリアルで、生々しささえ感じられるし、メカ好きの男の子にはたまらないだろう。(笑)キャラは1人1人をみれば立っているんだけど、関係性に深みが感じられなかった。それは大友監督の弱点か。
ここでAKIRAを取り上げるのは、いつまでも過去に捕われているようで出来れば避けたいのだけど、1点だけAKIRAとシンクロしたのが誇大する力。AKIRAを観たことがある人ならそう感じるはず。大友監督が意図しているのは、人間の愚かな過信に対する警鐘だと思うのだが、どうだろう。かと言って、科学を否定しているわけではなく科学の力を正しい方向にもっていけば、面白いことが待っているかもしれないという、期待のようなものは感じられる。
アイデアは面白いと思ったけど、ストーリーは平凡かな。続編はストーリーに力を入れてもらいたい。
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