リクルートは常々発想豊かな会社だと思っていたが、これも思わず唸りたくなるものを仕掛けてきたなと感じた。
R25はターゲットを絞ることによって広告の効果が最大限に得られると見込んで打って出た、野望的なフリーペーパーなのだ。
フリーペーパーとは思えない紙質
お得意の全編カラー
雑誌並の記事
TVCM
ここまで思いきったことをやれるのはリクルートの強みか。ただ、これがフリーペーパーの今後を担うかと言ったら疑問を感じる。これだけ大胆な展開を仕掛けられるのは資金力と知名度のあるリクルートだからこそではないのか?フリーペーパーのフリーペーパーたる所以は、勝手な思い込みかもしれないけれど、手作り的な匂いの感じられるところに魅力があり、良いものを売ろう作ろうという人達の気持ちがそこにあるものではないのだろうか。もちろんR25が悪いものという訳ではないが。
駆逐されると言ったら言い過ぎかもしれないが、リクルートのやり方にはいつも複雑な気持ちを抱かざるを得ない。手法が面白いと感じている自分の心と矛盾する話だ。
何はともあれ、手にとって読むことは間違いなさそうだ。
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