晴れた春の陽気を思い起こさせてくれる曲だ。
春はまさに“new soul”を持って新しい環境に飛び込む人が多いと思うけど、
この曲はそんな人たちの気持ちを優しく包み込んでくれる。
Yael Naim という名前とそのエキゾチックな風貌から
アーティスト自身にも興味を惹かれたので、調べてみたら、
ユダヤ人とチュニジア人のハーフでパリやイスラエルに住んでいたという。
“new soul”だけじゃなくアルバム全体から滲み出る不思議な魅力はその辺りにあるのだろう。
実際、それぞれの曲に合わせて英語とフランス語とヘブライ語が使い分けられていて、
言葉の響きに新しいものが感じられる。