
良い音楽との出会いは人との出会い同様、何の前触れもなく訪れる。
このアルバムには音楽への愛と人間への愛、自国への想いが巧みに散りばめられていて、
それらが彼の哲学と共にゆっくりと確実に心に染みてくる。
最初甲高い声に少し不快感を覚えたが、いつの間にかその声がとても
魅力的に感じられるようになった。中毒気味に何度でも聴きたくなってしまうのだ。
人生の機微を本当にわかっているシンガーソングライターとしては、
ディランやスプリングスティーンに匹敵するとさえ感じている。
そこに音楽の良さも上乗せされているのだから、悪いはずがない。
これからも一生聴き続けるアルバムになりそうだ。
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