2007年6月18日月曜日

水面に思う

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インターネットは今や社会のインフラとなり、知識の共有は当たり前のこと。
ブログやSNSを通して細い繋がりや太い繋がりが無数に派生している。
日常の極くだらないことから、社会的な貢献やビジネスまで並列に。
それはとてもエキサイティングなことだ。

しかし、五感を必要としないコミュニケーションはすごく脆いものだと思う。
繋がりは簡単に断たれ、感情は希薄になりがちだ。
情報を正しく見極める頭や目がなければ、誤った情報に踊らされてしまう。
普及率とは異なり、実際はまだまだ多くの人にとって未知の世界で、
“使い方”の確立はこれからの課題だと思う。

引き返すことは出来ないのだから、インターネットの利用を本気で
考えなければならない時期に来ているのだと思う。
インフラとして誰もが出来るだけ安く使えること。
アダルトや有害サイトから子供を守るためのデフォルトの設定。
簡単なインターフェースを持った家電の登場。
著作権問題の解決。

インターネットを生業とする自分は、これらをきちんと見極めて、
少しでも世の中の役に立つようなことを推進できたらと思う。

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