2006年12月4日月曜日

ボノの言葉

「一つの価値観に縛られない日本を知った。」

ボノの言葉に気付かされると共に感動を覚えた。
最近観た「麦の穂をゆらす風」でもアイルランドのイデオロギーや宗教の対立を再認識したが、
世界を飛び回るボノにとって、現在の日本は理想郷なのかもしれない。
所得格差は開きつつあるものの、他の国に較べれば小さいものであり、一億総中流家庭と
言っても過言ではないこの国。やりたいことに挑戦できて、言論の自由もある。
世界でも稀有な平和な日本。ボノの言葉に感謝。

最近「国家の品格」という本がベストセラーになったりしているが、そういった本がベストセラーに
なることからもこの国は捨てたもんじゃないと思える。

バブルがはじけ、日本はいつの間にか経済大国という代名詞を失いつつある。
しかし、まるでその反動のように、人間が生きるための大事な何かが養われてきように思える。
一方でいじめの問題や凶悪犯罪が増加傾向にあることも事実だ。
過去の社会では存在しえなかった心の病が広がっている。
悲観することは簡単だ。人の心は弱いからこそ流される。
でも世界を見てきたボノの言葉が光を感じさせてくれるなら、それを信じたい。



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