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ヨシュア・トゥリーでロックバンドとして行き着くところまで行き着いたU2は、自然な帰結として音楽のルーツを辿る。ドキュメンタリー映画のサントラ盤だけど、コンセプトアルバムとして素晴らしい完成度を誇る。
邦題に「魂の叫び」とある通り、ライブでの演奏でも新曲においてもボノは命を絞り切るように叫ぶ。U2(ボノ)の姿には神々しささえ感じられる。妥協を許さない常に真剣な表情のボノは、モノトーンイメージが助長するためか、同時代に生きているということが奇跡的に思えた。
BBキングやボブ・ディランとの共演作では、先輩に対する憧れや尊敬の念がほんの少しだけだが伺われ、U2の若さが感じられる。BBキングは共演作の歌詞を読んで、「若いのにヘヴィな詞を書く」とボノを賞賛する。
ルーツを辿ったU2は次に大胆な変身を遂げていくことになる。
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