2005年11月11日金曜日

つくる・作る・創る

この2ヶ月ほど、昼飯も食べる暇がなく、目が回るほど忙しかった。
自分で蒔いた種が見事に同時に実を結んだ結果だったけど、
体は一つしかないということを絶対的な実感として認めることにもなった。
すべてを求めると、すべてを失うことにもなりかねないのだと思った。

その間、絶えず心の端っこにあったのが「つくる」という言葉。
果たして自分は何を「つくって」いるのか、それは「作って」いるのだろうか、
それとも「創って」いるのだろうかなどと、禅問答のようなことを一人で繰り返していた。

人の意識の宇宙の中で、結局は自分が満足することが、ある意味すべてなのかもしれない。
ほかの人にとっては、ほとんどどうでも良いことであっても、それが自分にとって
その先の人生に影響するほど大きなことだったりするかもしれないのだ。



 

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