2010年2月12日金曜日

あの時の心は「かいじゅうたちのいるところ」に

かいじゅうたちのいるところ


原作となる絵本をあの絵が大好きで何度も読み返していたの で、
映画化にかなり期待を寄せていた。
でも期待を裏切られるのも恐いので、無心で観てみた。

先ず、マックスの子役がい い。
ルックスは文句無くかわいいし、暴れ方も一級品(笑)。
おねえちゃんへのプレゼントを壊しちゃうシーン、ぐっときた。
言葉 じゃ説明できないんだよなあ。
この気持ちを分ってもらいたくて破壊的な行動に出てしまう。
だけど、すぐにやってしまった事を後悔するんだ よね。
幼い頃の自分の気持ちを思い出した。。

かいじゅうたち。テレビなどで見てたので、なんだかムックやごんたみたいで
ど うなんだろうと思ってたけど、違和感なく入ってきた。
あのダイナミックなジャンプは笑えるけど印象的。

子供の頃の理屈じゃない興 味の展開(転換)、親の温もり、
そしてどこに持って行ったらよいのか分らないあの気持ち。。
いろいろと思い出して、最後はなんとなく温か い心になった。

2010年2月11日木曜日

奇想天外、ギリアム節炸裂!

Dr.パルナサスの鏡(ネタばれあり)

さんざんCMが流れていたのでギリアム作品としてどうなんだろう?
という危惧があったが、そんな心配は関係なかった。

いつものギリアム節が炸裂、脳みそをぐわ~んとよじってくれる作品。
この類の映画を久々に観た気がする。

鏡の中は博士の脳(というか精神?)の世界で、人それぞれの世界が
立ち現われるという設定。その自由な発想で作られる映像に
クリエイティビティをびしばし刺激された。
ちょっとおふざけも入ってるような気がしたが、そこは遊び心としておこう。

■出演者について
トム・ウェイツの悪魔、本人そのままだけど最高!
ヴァレンティナ役のリリー・コール、キュートで可愛かった。
ヒース、ジョニー、ジュード、コリンは言うまでもなく良かった。

テーマは人間の欲望。
古典的な話しではあるが、こういう映画は作られる意義がある。

2010年2月3日水曜日

Corinne Bailey Rae The Sea

コリーヌ・ベイリー・レイのニューアルバムはとてもエモーショナルだ。
キュートだけどどこか達観したような声と70年代ロックのタフな部分を
抜き出したような演奏が意外にマッチして心地良い。



 

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