音楽に溢れた週末

前々から友人に薦められていたバンドを渋谷のアップルストアで拝見。
ブラジリアンなリズムが心地よく、バンドのアンサンブルもセンスが良い。
タイトな演奏も好みだ。良い音楽に触れられて幸せな気持ちになった。


アン・サリーを目当てに池上本門寺のライブにも足を運んだ。
何も言うことありません。彼女の歌声はCDで聴くのと違って非常に力強い。
背筋の凛と伸びた歌声にいつも癒される。
ゴンチチの演奏もいつになく激しく、それも良かった。
小雨は残念だったけど、過ごし易い気温の中、五重塔が後ろにそびえ、
蝉の鳴く夏の夕暮れは贅沢な一時だった。

さよなら、ナム・ジュン・パイク

ワタリウム美術館で開かれているナム・ジュン・パイク展を観てきた。

テクノロジーと表現の融合を追い求めていた人だと思うのだけど、
現代アートに付きものの分かりにくさがなく、ストレートで分かり易い。
どことなくユーモラスな面もあり、純粋に楽しめた。

荒削りな面は否めないが、観る人に力を与えるようなエネルギーが
放出されていて、ナム・ジュン・パイク自身のバイタリティが
そのままパワフルなエネルギーとして注入されているのかもしれない。

こういうエネルギーは自分の血肉としたいものだ。