2006年9月25日月曜日

One Loptop per Child

下の写真は非営利団体「OLPC」で開発されているPCの写真だ。
タイトルにある通り、世界中の子供に一台ずつ提供するという壮大な計画が進められている。
値段は100ドルとし、OSはLinux、フラッシュメモリを搭載、キーボード部分は埃が入らないように
ゴム素材で密封。発電は手回しハンドルや足踏みポンプで実現されるという。
既に中国、エジプト、インド、メキシコ、タイ、ナイジェリアなどで導入が検討されている。

これはエポックメイキングな取り組みになると感じた。世界最大のマーケットである発展途上国に
自発的なビジネスを起こすチャンスが生まれるからだ。子供のうちから情報を得られるようになり、
自ら情報を発信することを覚えることにより、これまで環境が恵まれていないがために芽を出すこと
がなかった才能が開花する可能性が大きい。たまたま最近読んだ本「ネクスト・マーケット 「貧困層」を
「顧客」に変える次世代ビジネス戦略(英治出版)
」で、発展途上国におけるビジネスの可能性が
語られていた。

僕が定年退職を迎える頃には世界の情勢は変わり始めているだろうか。
なんだか不思議と期待感を抱いてしまう。

nigerian-machine.jpg
One Laptop per Child 公式サイト


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