2004年11月7日日曜日

ヤフオク 5000億円突破!

NIKKEI NETに以下のような記事が掲載された。


ヤフー、オークション取扱高5000億円突破へ

 インターネットオークション(競売)最大手、ヤフーの今年の取扱高(落札額)が5000億円を突破するのが確実になった。1999年に参入して5年で約5倍に拡大した。モノ余りで事業者が在庫を処理する手段として利用しているほか、エコロジー意識の高まりで、オークション参加者が中高年や女性に広がっているなどの背景がある。
 10月の取扱高は出品、落札ともに需要が拡大し、約530億円だったもよう。これまで最高だった9月の483億円を一気に約50億円上回ったことになる。例年、オークションは9月から年末商戦に向け、徐々に売買が膨らむ傾向があるため、今年は年間の取扱高が約5700億円(昨年は4528億円)に達する計算だ。同社のオークションには月平均で約650万点の商品が出品され、その4割が落札される。品目別では自動車関連とファッションの比率が比較的大きく、ベビー用品や食品、寝具の伸びが目立つという。5000億円は流通企業と比べると伊勢丹の百貨店部門売上高(2005年3月期見込み5728億円)に迫る市場規模になる。



伊勢丹の売り上げに迫るという現実、確実にネットは消費活動の一部として機能している。確かにヤフオク、楽天などが一部独占状態にあるものの、例えば3年前はインターネットにおける消費活動に懐疑的な意見が多かった。

混沌としたネットの世界は、まだまだいろいろな意味で黎明期だと思う。技術的な革新が行われる事を前提とすれば、メディアとして切り開いていける可能性はたくさんある。既存のやり方とは異なる全く新しいアプローチがあるはずだ。このニュースは、インターネットが持ついろいろな可能性の内の、ほんの一面の第一歩に過ぎないのだ。

と、思う。

0 コメント:

コメントを投稿

 

© 2009Soulkitchen | by TNB