フランスのアニメーション映画「ベルヴィル・ランデブー」を観た。
登場人物は極端にデフォルメされているけど、それは性格や感情を表すためで、作中、台詞がほとんどないのにストーリーが自然と頭に入ってきた。
おばあちゃんの眼鏡を上げる癖等、目立たないちょっとした仕草まで表現されているところに遊び心が感じられたし、登場人物のナンセンスな行動なども面白かった。
まるでジャンゴ・ラインハルトが弾いているかのようなギターのテーマ曲は、
なんだか心が浮き浮きしてくるような楽しい曲だ。
ノスタルジックな雰囲気の中にも、ツール・ド・フランスのレースシーンや海を渡るシーンには3Dエフェクトが効果的に使用され、ダイナミックな演出が冴えていた。
余談だけど、背が極端に高い船に何故か心を奪われた。(笑)
新年早々、創造性豊かな作品に出会えた。
2005年1月6日木曜日
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