2004年2月9日月曜日
情熱と現実と・・・
僕には映画監督になりたいという夢があった。
それは、ジャン・リュック・ゴダールの映像を撮る行為、
ビクトル・エリセの深い詩的な映像、
レオス・カラックスの映画愛、
ヴィム・ヴェンダースの映像にかける熱意、
ジム・ジャームッシュの実験的な映像、
そして、ケン・ローチの暖かい眼差しに影響されたものだった。
ふとした会話の中で、忘れていた感情が蘇った。
諦めてしまっていたのだろうか?
いや、諦めてはいない。
諦めない限り、可能性はそこにある。
僕は映画こそが総合芸術だと考えている。
一人だけ賛同してくれた人がいた。
しかし現実において映画は、娯楽産業の一つ、エンターテイメントと考える人がほとんどではないだろうか?
ハリウッド的映画生産法の確立。
予定調和のストーリー。売るために作られた映画。
それが良い悪いではなく、自分が求めたものを創りたくなった。
夢は諦めたくないと、急に思い立った。
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