2008年12月6日土曜日
Vilhelm Hammershoi
知る人ぞ知る、デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会に足を運んだ。
初めて知った画家だけど、広告や雑誌などで目にする絵に強く惹かれるものがあった。
実際に観てみると思っていたよりもバラエティに富んでいることと、
光の表現に独特の感性があることに気付いた。
特に天気雨の表現は一見の価値有り。
そして最大の特徴は彼の描いた景色(空間)に人の姿が無いのだ。
しかし人の気配や形跡のようなものは描かれている(と感じた)。
シンパシーを覚えた。
直接言葉にしたり形にしてしまうと消えてしまうものがあると思うけど、
彼は表現手法として人を消し去りそこにあった人々の心を風景の中に描きこんでいる。
自分の写真の撮り方に似ていると思った。もちろん比較できる話ではないのだが。
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